とらわれた小さいおじさん
次の日、学校でその話題をするとみんなが飛びついてきました。
小さいおじさんと小さいおばさんのキスシーン目撃。今までにない小さいおばさんの存在が学校中の話題に。とりあえず私からすれば、彼とのキスを邪魔されたのでちょっと腹立たしいのですが、彼もあの時目が点になってました。
ちいさいおばさんが「恥ずかしい」と頬を赤らめているのをみたおじさんがおばさんの肩を抱き「もっと人のいない所にいこうか」と去って行きました。
何?この私達が完全に邪魔した感は??むしろ邪魔されたのは私達だし。
結局ムードをぶち壊された私達はそのまま別れ、彼氏は帰って行きました。すっごく良い所だったのに!!
学校が終わってから、小さいおじさんとおばさん探しが始まりました。私達の地元周辺にしか現れず、いつも突然の登場でみんなを唖然とさせるヤツが何者なのかを知りたくなったからです。1人が「街の外れにあると言う小さいおじさんの石碑を探しに行こうよ!」と言いだしました。街の外れに行きましたが、特に石碑のような物はなく、例えあったとしても小さいおじさんの石碑なんて書いてるハズもなく。何も見つかりませんでした。
こうなったら年の功と思い。お年寄りに聞いてみる事に、街中のお爺さん達に訪ねて回ったのですが、特に有力な情報は得られずじまいでした。
私達が困っていると、突然電話が、同じクラスの友達です。「どうしたの?」と聞くと「小さいおじさんを捕まえ」たと言いだしました。
私達は急いでその子の家に。上がらしてもらいその子の部屋に行くとガサガサ音がするポテトチップスの袋。本当に小さいおじさんを捕まえたんだ!!
その時でした。小さいおばさんが現れたのは。ポテトチップスの袋を縛っていたゴムを必死で程気おじさんを救出。私達があっけに取られてるうちに2人は窓から逃げ出しました。1人がとっさに「待て!」って言って私達はおじさんを追う事に、階段を慌てて降りて行き外に出ました。周りを見渡してもおじさん達の姿はなくなっていました。
そして一つわかった事は小さいおじさんって捕まえられるんだって事でした。
